人手不足の仕事を辞めたい!円満退職する3つの手順&4つの対処法

人手不足の仕事を辞めたいけど辞められないと悩んではいませんか?

エン・ジャパン株式会社の「人材不足の状況」についてのアンケートでは、企業の約9割が「人材が不足している部門がある」と回答しています。(参考元: https://corp.en-japan.com/newsrelease/2019/16138.html

現代では、約9割の企業で人手が不足しているので「仕事を辞めたいけど人手不足だから辞められない」という状況の人が多くいます。

これから、「人手不足の仕事を辞めたい時に退職する3つの手順」と「退職を引き止められたときの4つの対処法」について解説しています。

本記事を読むと、人手不足の会社を円満に退職することができますよ。是非最後まで読んでください。





人手不足の仕事を辞めたい時に退職する3つの手順

人手不足の会社を円満に退職する方法

仕事を辞めるときに引き止められたり、面倒なことになったりするのは、嫌ですよね。

辞める時に面倒なことにならないように、これから円満退職するための手順を解説していきます。

人手不足の会社を円満退職するには、以下の3つの手順に沿って行動することをオススメします

人手不足の会社を円満退職するための3つの手順

①上司に報告する
②早く辞めることを言う
③引継ぎをしっかりする


人手不足の仕事を辞めたい人が円満退職する方法①上司に報告

円満退職するには、仕事を辞めることを「上司に報告」しなければいけません。上司に報告するのが、1番緊張しますよね。

上司に退職することを上手に伝えるには、以下の2つのポイントを守ると良いですよ。

ポイント

1、上司に伝えるタイミングは「上司が忙しくない時間帯」
2、退職理由は「一身上都合」と言う
 

上司に伝えるタイミングは「上司が忙しくない時間帯」

上司に退職を伝えるタイミングは、「上司が忙しくない時間帯」ならば、いつでもOKです。

退職を伝える前に、「お話があるので、少し時間を取って頂けないでしょうか?」と上司に言ってみてください。

上司が忙しくて中々伝えるタイミングがない場合は、メールで上司にアポを取ってみると良いですね。

退職理由は「一身上の都合」と言う

人手不足の会社で退職することを上司に伝えると、間違いなく退職理由をしつこく聞かれます。退職理由を聞かれた場合は、「一身上の都合です。」と答えればOKです。

「仕事を辞める時に退職理由を言わなければならない」という法律はどこにもありません。

退職理由を聞かれたときに、会社への不満を言ってしまうと、上司と喧嘩になる可能性があり面倒になことになります。そのため、「一身上の都合です」と言いましょう。


人手不足の仕事を辞めたい人が円満退職する方法②早く伝える

職場を円満に退職するためには、「できるだけ限り早く」直属の上司に伝えましょう。

職場の規定によっては、○ヶ月前に退職することを伝えなければいけないという場合も、あるでしょう。

一応、法律上では「2週間前に退職を伝えれば退職できる」ことが民法627条に定められています。

しかし、職場の規定を守らないと、上司と退職日のことで揉めて面倒になるので、就業規則に従って退職した方が円満退職になるでしょう。


人手不足の仕事を辞めたい人が円満退職する方法③引継ぎをする

職場を円満退職するためには、引継ぎをしっかりとしておいた方が良いです。

引継ぎをしなくてはいけない法律はありませんが、引継ぎをしてから辞めた方が気持ちよく仕事を辞めることができるでしょう。

・自分の仕事内容をマニュアルにまとめておく
・社内で自分しか知らない業務を同僚にしっかり伝えておく
・会社の備品をしっかりと返却する

上記のように、引継ぎをしっかりしてから辞めれば、円満に退職することができます。

【仕事を辞めたいあなたへ】人手不足は会社側の責任

人手不足は会社側の責任

人手不足の責任は全て会社側にあります。会社は人手不足ならば、人を新しく雇えばいいだけの話ですよね。なぜ人手不足の会社は新しい人材を雇わないのでしょうか。

その理由は、「人件費がもったいない」からです。

あなたより数倍のお金を持っている経営者が、人件費を節約したいがために、あなたは人手不足の環境下で働かされているのです。

果たして、会社の都合に振り回される必要はあるのでしょうか。会社の都合など気にする必要はないですよね。


人手不足の仕事をやめたいのに気合で乗り切るのは危険

人手不足の仕事をやめたいのに気合で乗り切るのは危険

人手不足の会社で働いているあなたは、会社の人手が足りていないがために、日々激務に追われているでしょう。

・人手不足だから仕事量が半端なく多い
・人手不足を補うために長時間の残業・休日出勤をする

人手不足の会社では、上記のような状態になります。短期間ならば気合で乗り切れるかもしれませんが、長期間人手不足の状態で働いていると、将来的に身体にガタがきます。

身体にガタが来て病気になったとしても、会社はあなたのことを救ってくれません。

人手不足の仕事を辞めた後のことを考える必要はない

人手不足の仕事を辞めた後のことを考える必要はない

・自分が辞めたら会社が潰れるかも…
・自分が会社を辞めたあと職場のみんなが困るだろうな…

人手不足が原因で会社を辞められない人は、責任感が強すぎる傾向にあります。

あなたは、「自分が辞めたら会社や会社の同僚に迷惑をかけるかもしれない」と考えているかもしれません。

しかし、あなたが会社を辞めることで会社が倒産したたとしても、それは会社側の責任です。

退職を引き止められた時の4つの対処法

退職を引き止められた時の4つの対処法

人手不足は会社の責任ですが、必ずと言っていいほど、上司はあなたの退職を引き止めてきますよね

ここからは、引き止められたときの対処法4つをケース別に紹介していきます。上司に退職を引き止められるときのケースは、主に以下の4つが想定されます。

 
①会社に必要な人材と言われる
②待遇を改善するから残ってくれと言われる
③後任が決まるまで待ってくれと言われる
④脅してくる

それでは、上記のケース別に対処法を、それぞれ紹介していきます。

①会社に必要な人材だと言われる

「会社に必要な人材」と上司から言われたら、少し嬉しくなってしまいますよね。

しかし、上司は人手不足になると自分の仕事が増えるから、あなたのことを必要と言っているだけです。

そのため、上司の言葉に負けて、退職の意思を曲げてはいけません。

会社に必要な人材」と言われたら、「必要とおっしゃって頂いてありがとうございます。しかし、退職することを決めたので、会社には残りません。」と伝えてください。

②待遇を改善すると言われる

あなたが退職しないように「待遇を改善する」と言って、引き止めてくるケースがあります。

しかし、待遇を改善すると言われても、口約束に終わるケースが多いです。

他の従業員の待遇はそのままなのに、あなたの待遇だけを改善すると、他の従業員に示しがつかないでしょう。そのため、待遇改善は期待しない方が良いでしょう。

「待遇を改善する」と言われたら、「待遇の改善を検討して頂いて、ありがとうございます。しかし、一身上の都合で、退職することを決めました」と伝えましょう。

③後任が決まるまで待ってと言われる

後任の人が決まるまで待ってくれ」と言われて、引き止められる場合があります。

しかし、後任が決まっていないのは、会社の責任なので、気にする必要はありません。

あなた1人がいないだけで、業務が回らないような仕組みを作った会社が悪いのです。

最低限の引継ぎをしてから辞めるのは、マナーですが、以下のような最低限の引継ぎをしてから辞めれば、特に問題ないでしょう。

・自分の仕事内容をマニュアルにまとめておく
・社内で自分しか知らない業務を同僚にしっかり伝えておく
・会社の備品をしっかりと返却する

④脅してくる

退職のときの引き止めで、1番厄介なのは「脅してくる」場合です。以下のような脅しで、退職を引き止めてくる会社も多くあります。

・退職したら損害賠償するからな
・後任が見つかるまでは絶対辞めさせないからな
 
上記のような、脅しを受けても気にする必要はありません。
民法627条に労働者が雇用契約の解約の申し入れをすれば、2週間後に契約が終了することが定められています。
 
しかし、あなたが法律の知識が少ない状態で会社と戦ったら、顧問弁護士などを雇っている会社側に言いくるめられてしまう可能性も、ありますよね。
 
そのため、安全に退職したい方は、退職代行サービスを利用することをオススメします。
退職代行サービスの中には、弁護士があなたをサポートしてくれるものもありますよ。
yaitekun.com
https://yaitekun.com/post-4309/

まとめ

本記事では、「人手不足の仕事を辞めたい時に退職する3つの手順」と「退職を引き止められたときの4つの対処法」について紹介しました。

最後にもう一度「人手不足の仕事を辞めたい時に退職する3つの手順」を復習しましょう。

人手不足の会社を円満退職するための3つの手順

①上司に報告
②早く辞めることを言う
③引継ぎをしっかりする

仕事を円満に退職するに越したことはないですが、円満に職場を退職できるようなホワイトな会社ばかりではないのが、日本社会の現状です。

私は、1日でも早く日本の労働環境が改善されることを願っています。

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