「あなたの仕事量が同僚と比べて明らかに多く、不公平を感じていませんか?」
仕事量が多くても、給料は同僚とたいして変わらないので、なんだか損した気分になりますよね。
また、仕事量が多いと必然的に労働時間が長くなり、精神的にも辛いことでしょう。
この記事を読むと、仕事量の不公平を対処できるようになり、あなたが損をすることがなくなりますよ。
ぜひ最後まで読んでくださいね。
✅本記事の内容
・仕事量が不公平な場合の2つのデメリット
・仕事量が多い時の対処法5選
Contents
仕事量が不公平になってしまう3つの理由

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なぜ、あなたの仕事量は、同僚と比べて多く、不公平になってしまうのでしょうか?
ますは、仕事量が不公平になってしまう理由について、紹介していきます。仕事量が不公平になる理由は、以下の3つです。
✅仕事量が不公平になってしまう3つの理由
②仕事を頼みやすいから
③上司が仕事を把握してないから
それでは、仕事量が不公平な理由を、ひとつ1つ詳しく解説していきます。
理由①仕事を終わらせるスピードが早いから
最初に紹介する仕事量が不公平になる理由は、「仕事を終わらせるスピードが早いから」です。
「仕事が早い」と上司に思われた社員は、割り振られる仕事量が必然的に多くなります。
・有能そうだから、仕事量が多くてもこなせるだろう
仕事が早い人は、上司に上記のように思われてしまいます。
仕事をいつも早く終わらせてしまうと、仕事量にまだ余裕があると見なされてしまうでしょう。
会社員は、労働時間が決められているので、たとえ仕事をどんなに早く終わらせても、次から次へと仕事を割り振られてしまうのです。
理由②仕事を頼みやすいから
2つ目に紹介する仕事量が不公平になる理由は、「仕事を頼みやすいから」です。
上司から仕事を頼まれると全て引き受けてしまい、キャパオーバーになるというケースもよくあります。
仕事を引き受け過ぎてしまうと、仕事量は一向に減りません。
理由③上司があなたの仕事量を把握していないから
3つ目に紹介する仕事量が不公平になる理由は「上司があなたの仕事量を把握してないから」です。
マネジメントする側の上司が、部下の仕事量を把握していないと、適正な仕事量を割り振ることができません。
上司が無能な場合は、仕事量が多いということを相談するしかありません。
無能な上司は、あなたの仕事量が多いというということに、そもそも気づいていない可能性があります。
仕事量が不公平なのはパワハラの可能性も

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あなたの仕事量が不公平であまりにも多すぎる場合は、パワハラに該当する可能性があります。
厚生労働省が発表している「パワハラの定義」は、以下の6つです。
あなたの仕事量があまりにも多すぎる場合には、「4、過大な要求」に該当する可能性があるでしょう。
1・身体的な攻撃
例:上司が部下に対して、殴打、足蹴りをする
2・精神的な攻撃
例:上司が部下に対して、人格を否定するような発言をする
3・人間関係からの切り離し
例:自身の意に沿わない社員に対して、仕事を外し、長期間にわたり、別室に隔離したり、自宅研修させたりする
4・過大な要求
例:上司が部下に対して、長期間にわたる、肉体的苦痛を伴う過酷な環境下での勤務に直接関係のない作業を命ずる
5・過小な要求
例:上司が管理職である部下を退職させるため、誰でも遂行可能な受付業務を行わせる
6・個の侵害
例:思想・信条を理由とし、集団で同僚1人に対して、職場 内外で継続的に監視したり、他の従業員に接触しないよう働きかけたり、私物の写真撮影をしたりする
(参考元:https://www.mhlw.go.jp/
content/11909500/000366276.pdf)
過大な要求とは、相手の能力を超えた仕事を強要することを指します。
例えば、絶対に終わりそうもない仕事を丸投げしたり、達成不可能なノルマを課したりする行為が挙げられるでしょう。
パワハラの疑いがあるときは、労働基準監督署に相談してみると良いですよ。
仕事量が不公平な場合の2つのデメリット

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あなたは、仕事量が不公平な職場で、日々かなりのストレスを溜めているでしょう。
仕事量が不公平な職場で働きつづけていることは、デメリットばかりです。
✅仕事量が不公平な場合の2つのデメリット
②労働時間が増えて体調を崩す
デメリット①仕事量が多くても給料は変わらない
1つ目のデメリットは「仕事量が多くても給料は変わらない」です。
年功序列の会社であれば、基本的には、あなたよりも仕事量が少なかった人と変わらない評価になってしまうでしょう。
忙しく働いても、給料が変わらないのであれば、仕事量が多いのは損でしかないですよね。
デメリット②労働時間が増えて体調を崩す
2つ目のデメリットは「労働時間が増えて体調を崩す」です。
仕事量が多いあなたは、必然的に労働時間も長くなっていることでしょう。
特に、うつ病などの精神疾患になってしまったら、社会復帰に時間がかかってしまうでしょう。
あなたが膨大な仕事量で身体と精神を壊さないように、これから仕事量が不公平と感じた時の対処法を紹介していきます。
仕事量が不公平と感じた時の対処法5選

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仕事量が不公平な場合のデメリットを踏まえた上で、ここからは仕事量が不公平と感じた時の対処法を紹介していきます。
対処法は、以下の5つです。
✅仕事量が不公平と感じた時の対処法5選
②イエスマンを辞める
③完璧主義を辞める
④忙しいことを上司に伝える
⑤環境を変える
仕事量が不公平と感じた時の対処法①仕事を徐々に手放していく

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最初に紹介する対処法は「仕事を徐々に手放していく」です。
仕事量を減らすために、仕事をいくら効率化しても、空いた時間に別の仕事を割り振られるだけでしょう。
そのため、まずは無駄な仕事を手放す努力をしましょう。具体的な方法の例は、以下になります。
・他の同僚に仕事を頼む
・マニュアルを作って外注化する
「これは自分にしかできない仕事かどうか」を常に考えて、誰でもできるような仕事は他人に任せるようにしましょう。
仕事量が不公平と感じた時の対処法②イエスマンを辞める

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2つ目に紹介する対処法は「イエスマンを辞める」です。
あなたの仕事量が増えてしまうのは、頼まれた仕事を断ることができずに、全て引き受けてしまうからでしょう。
上司や同僚から信頼を得ようとして、仕事を多く引き受けても、その仕事を終わらせることができなければ、意味がありません。
そのため、安易に2つ返事で仕事を引き受けるのは、辞めましょう。仕事を何度か断ったくらいで、同僚や上司から信頼を失うことはありません。
むしろ、仕事を断っただけで、信頼されなくなるような会社ならば、環境を変えた方が良いかもしれませんね。
仕事量が不公平と感じた時の対処法③完璧主義を辞める

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3つ目に紹介する対処法は「完璧主義を辞める」です。
仕事量が不公平に多いと感じる理由は、あなたが一つひとつの仕事を完璧に仕上げようとしているからかもしれません。
確かに、仕事を完璧に仕上げることは大切なことです。
しかし、全ての仕事を完璧に仕上げようとすると、ひとつの仕事を仕上げることに時間がかかりすぎてしまうでしょう。ときには、手を抜くことも重要です。
重要ではない仕事は、「上司に怒られないギリギリのラインくらいの完成度」で提出しても良いでしょう。
仕事量が不公平と感じた時の対処法④忙しいことを上司に伝える

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4つ目に紹介する対処法は「忙しいことを上司に伝える」です。
あなたの仕事量が多すぎることを上司に相談するのも、不公平な仕事量を解決する方法のひとつでしょう。
上司のマネジメント能力が低い場合、あなたが仕事量が多くて困っていることを、理解していない可能性があります。
仕事量が多いことを上司に伝える時は、仕事量が多くて「精神的に辛い」ということを伝えると、良いですね。
部下に「精神的に辛い」と言われたら、上司も何らかの対策をしてくれるでしょう。
精神的つらい状態にある部下を放っておくような会社ならば、環境を変えた方が良いかもしれません。
仕事量が不公平と感じた時の対処法⑤環境を変える

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最後に紹介する方法は「環境を変える」です。
ここまで、4つの対処法を紹介しましたが、あなただけの力ではどうにもできないこともあるでしょう。
また、人より多くの仕事をこなしていても、努力が報われない会社もあります。
環境を変えるのは最終手段ですが、転職などで環境を変えれば、現在の仕事量の不公平さから解放されるでしょう。
ストレスが限界に近いなら、転職して環境を変えるのもありです。
仕事量が不公平と感じた時は転職を視野に入れよう

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明らかに同僚よりも仕事が多い場合や、成果を出したのに見合った待遇が得られない場合は転職を視野に入れるべきです。
年収がアップすれば、仕事へのモチベーションも上がるでしょう。
あなたをしっかりと評価してくれる会社を選ぶためには、転職エージェントを利用すると良いでしょう。
無料で相談することができるので、すぐに転職しなくても情報収集として使えますよ!
仕事量が不公平と感じた時の対処法:まとめ
本記事では「仕事量が不公平になってしまう3つの理由と2つのデメリット」、そして「仕事量が不公平と感じた時の対処法5選」を紹介しました。
あなたの仕事量をできるだけ少なくするためにも、仕事量が不公平と感じた時の対処法5選を、もう一度おさらいしましょう。
✅仕事量が不公平と感じた時の対処法5選
②イエスマンを辞める
③完璧主義を辞める
④忙しいことを上司に伝える
⑤環境を変える