「仕事を辞めたいけど、自分の退職理由は甘えかもしれない。
そんな悩みを抱えている方はいませんか?
日本社会は仕事を長く続けることを推奨する文化があります。しかし、甘えと言われても仕事を辞めたい気持ちになることはありますよね。
あなたが置かれている状況によっては、仕事を辞めても甘えではない場合もあります。
本記事では、『仕事を辞めたいが甘えと言われてしまうケース6つ』と『仕事を辞めたいが甘えではない|すぐに退職すべきケース7つ』、そして、「甘えと見なされないためにすべき2つのこと」を紹介しています。
是非最後まで読んでくださいね。
Contents
仕事辞めたいが甘えと言われてしまう6つのケース

仕事辞めたいが甘えと言われてしまうケースは、以下の6個です。当てはまるケースがあれば、仕事を続けることをオススメします。
✅仕事辞めたいが甘えと言われてしまうケース
①朝起きるのが面倒
②通勤時間が長い
③怒られたくない
④責任から逃げたい
⑤ホワイト企業にいる
⑥入社して1か月以内
それでは、仕事辞めたいが甘えと言われてしまうケースを一つずつ詳しく解説していきます。
仕事辞めたいが甘えと言われてしまうケース①朝起きるのが面倒
社会人になると、毎朝早起きするのが面倒ですよね。朝起きるのが面倒だから仕事を辞めたい気持ちは大変良くわかります。
しかし、朝起きるのが面倒だから辞めたいというのは「甘え」です。なぜなら、どこの会社に行っても、早起きしなくてはいけないからです。
仮に午後出社の会社に入社しても、帰りが深夜になるので、同じように起きる辛さと戦わなくてはいけません。
そのため、朝起きるのが面倒という理由で、会社を辞めると転職を繰り返すことになります。
仕事辞めたいが甘えと言われてしまうケース②通勤時間が長い
私も過去に片道2時間通勤を経験したことがあるので、長時間通勤が辛い気持ちはすごくわかります。しかし、通勤時間が長いから会社を辞めるのは「甘え」です。
なぜなら、住む場所は自由に決めることができるからです。会社が遠くて辛いならば、会社の近くに引っ越すしかありません。
『会社が遠すぎたので、会社辞めた!』と友人が相談して来たら、あなたはどうしますか。
『いや、引っ越せよw』と突っ込みたくなりますよね。そのため、通勤時間が長すぎるという理由は、甘えと言わざるを得ないです。
仕事辞めたいが甘えと言われてしまうケース③怒られたくない

『怒られたくない』という理由で会社を辞めるのは、甘えです。なぜなら、どこの会社でも怒られることは当たり前だからです。
怒られることを恐れていては、日本社会で生きていくのは難しいでしょう。
私は3回転職経験がありますが、怒られたことがない職場はありません。
そのため、怒られて当たり前という心構えで、仕事を続けることをオススメします。
仕事辞めたいが甘えと言われてしまうケース④責任から逃げたい
会社員はアルバイトと比べると、責任が重いので逃げ出したくなることもあるでしょう。
しかし、責任が重いからと言って仕事を辞める必要はありません。社員の責任は考え方を変えると、かなり軽いですよ。
例えば、会社員はどんなに大きなミスをしても、よっぽどのことがない限りは、借金を背負わされないですよね。
そのため、会社員は基本的に経営者などと比べれば、責任が軽いです。どんなにミスをしても大丈夫。会社員は責任が軽くてノーリスクです。
仕事辞めたいが甘えと言われてしまうケース➄ホワイト企業にいる
あなたの勤めている会社がホワイト企業ならば、会社を辞めるのは「甘え」です。なぜなら、転職をするともっと酷い環境下で働くことになるからです。
私も、1日7時間労働の超ホワイト企業を退職したことがありますが、辞めた後に長時間労働の会社に入りかなり後悔しました。
そのため、ホワイト企業で働いてる人は、極力会社を続けた方が良いです。
ホワイト企業から転職して、ブラック企業を引き当てると、本当に後悔しますよ…
仕事辞めたいが甘えと言われてしまうケース⑥入社1か月以内
入社して1か月以内で会社を辞めるのは「甘え」と言わざるを得ないでしょう。
なぜかというと、入社1か月以内で会社のことを判断するのは、早すぎるからです。
私は新卒で入社した会社を1日で辞めたことがありますが、再就職するのに少し苦労しました。
そのため、超短期離職はオススメしません。
しかし、1ヵ月で会社を辞めるという人は結構いたりするので、どうしても辛いときは会社を辞めても大丈夫です。あなたが20代ならば、再就職先はいくらでもあります。
仕事辞めたいが甘えではないケース7つ|すぐに退職すべき

仕事辞めたいが甘えではないケースは、以下の7つにです。当てはまる場合は、すぐに退職することをオススメします。
✅仕事辞めたいが甘えではないケース
①残業時間が多すぎる
②仕事に向いていない
③休日が寝てるだけで終わる
④精神的におかしくなりそう
⑤会社が倒産しそう
⑥パワハラを受けている
⑦人間関係が辛い
仕事辞めたいが甘えではないケース①残業時間が多すぎる
残業時間があまりに多すぎる場合には、仕事を辞めても「甘えではない」です。
なぜなら、あなたは生きるために働いているからです。
求人情報・転職サイトdoda(デューダ) の調査によると、日本の会社員の平均残業時間は24.9時間です。(参考: 残業時間ランキング2019 )
もし、あなたの現在の残業時間が、上記の平均値を大きく上回っているとすれば、甘えではありません。
仕事で辛いのはみんな同じかもしれませんが、平均と比べて 労働時間が長いならば、辛くて当たり前でしょう。
仕事辞めたいが甘えではないケース②仕事に向いていない
あなたが現在の仕事に向いていない場合は、甘えではありません。
・人見知りなのに営業職をしている
・パソコンが嫌いなのにエンジニアをしている
上記のように、明らかに適性がない仕事を続けるのは時間の無駄です。
もし、向いている仕事がわからないならば、自己分析をしてみるといいかもしれません。
自分の適性を知ってからは、比較的ノンストレスで仕事ができています。
仕事辞めたいが甘えではないケース③休日が寝てるだけで終わる
仕事で疲れて休日は寝てるだけで終わってしまうという人は、「甘えではない」です。
なぜなら、休日を楽しめないならば、何のために働いているかわからないからです。
休日に仕事で疲れて寝てばかりという人は、そもそも現在の仕事が向いていない可能性が高いです。
仕事内容があなたに向いていて、まともな会社ならば、休日に寝込むほど疲れることはありません。
仕事辞めたいが甘えではないケース④精神的におかしくなりそう
精神的におかしくなりそうな場合も、「甘えではない」です。
・仕事のことを考えると涙が出る
・夜眠ることができない
上記のような場合は、仕事を辞めてもいいかと思います。
仕事は心身ともに健康な状態の人がするものです。労働は国民の義務ですが、精神障害者は障害年金を国から貰えますよね。
そのため、精神的に健康ではない方は、無理に働かなくてもいいのです。
仕事が死ぬほど辛かったり、精神的におかしくなりそうな場合は仕事を辞めても大丈夫です。
仕事辞めたいが甘えではないケース➄会社が倒産しそう
会社が倒産しそうな場合は、辞めても「甘えではない」です。
なぜなら、倒産しそうな会社で仕事を続けても、将来性がないからです。将来が見えない会社で出世を目指しても何の意味もないですよ。
また、会社が倒産した場合、給料が支払われない可能性もあります。
私も働いていた会社が倒産しかけたことがありますが、給料が3ヵ月くらい支払われませんでした…
給料は国から補填して貰えるケースもありますが、申請などが面倒です。倒産しそうな会社で働いている人は、会社を辞めることを推奨します。
仕事辞めたいが甘えではないケース⑥パワハラを受けている

パワハラを受けている場合も、仕事を辞めた方がいいです。なぜかというと、パワハラをしている会社に将来はないからです。
必要以上に後輩に厳しくする会社は、 人手不足の世の中なので、将来的に人手不足で倒産します。上司は会社の中ではあなたより立場が上かもしれません。
しかし、会社の外では別に偉い訳ではありません。
そのため、上司が暴力や暴言を言うような会社に勤めていたら、即刻辞めるべきです。
仕事辞めたいが甘えではないケース⑦人間関係が辛い
人間関係が辛い場合も、会社を辞めても「甘えではない」です。なぜかというと、大人の人間関係は1度悪化させると、中々元には戻らないからです。
子供ならば喧嘩をしてもすぐに仲直りできますが、大人が喧嘩になった場合はもう元に戻るのはほぼ不可能です。
人間関係に関しては、以下の記事で詳しく解説しているので、良かったら参考にしてみてくださいね。
仕事辞めたいが甘えと見なされないためにすべき2つのこと
仕事を辞めたいが甘えと見なされないためにすべきことは、以下の2つです。
①仕事を辞めたい理由を明確にする
②仕事を辞めれば解決する問題なのかを考える
①仕事を辞めたい理由を明確にする
仕事を辞めたい理由を明確にしてから、仕事を辞めないと「何となくで仕事を辞めた人」と
見なされてしまいます。そのため、仕事を辞めたい理由を明確にしましょう。
・残業時間が長すぎるから辞めたい
・人間関係が辛いから辞めたい
・給料が安いから辞めたい
②仕事を辞めれば問題が解決できるのか考える
仕事辞めたいが甘えではない場合に取る3つの行動

あなたが仕事を辞めたい理由が「甘えではなかった場合」は、以下の3つの手順で行動することをオススメします。
①家族や友人に相談してみる
②転職を検討する
③退職することを上司に告げる
①家族や友人に相談してみる
あなたが仕事を辞めたいことを、家族や友人に相談してみるのは非常に効果的です。なぜならば、あなたの現状を客観視できるからです。
日本企業は、洗脳教育しているところも多いので、あなた1人では視野が狭くなっている可能性があります。そのため、友人や家族に相談して、自分を客観視してみましょう。
私も友人や家族に辞めたいことを相談して 、自分の会社がおかしいということに気づいたこともあります。会社を辞めることは勇気がいります。
友人や家族に話すことによって、背中を押して貰えるかもしれません。
②転職を検討する
会社を辞める勇気が出ないときは、転職活動を始めるのも1つの手です。
あなたが仕事を辞める勇気がないのは、仕事を辞めたら生活できないかもしれないからだと思います。最悪の場合、生活保護などもありますが、国にはなるべく頼りたくないですよね…
次の会社が決まっていれば、 今の会社を辞めても 安心できるかと思います。
そのため、仕事を辞める前に、転職先を見つけておきましょう。
③退職することを上司に告げる
仕事を辞めるためには、退職することを上司に言わなければいけません。
ただ仕事を辞めるというだけなのに、中々言えないですよね…
しかし、現代には退職代行サービスというサービスがあります。
このサービスを利用すれば、上司に直接退職することを伝えなくても、会社を辞めることができますよ。
会社を辞めづらい人は、この機会に利用してみても良いかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか?
『仕事を辞めたいが甘えと言われてしまうケース7つ』と『仕事を辞めたいが甘えではない|すぐに退職すべきケース7つ』を紹介しました。
最後のもう一度おさらいしましょう。
✅仕事を辞めたいが甘えと言われてしまうケース7つ
①朝起きるのが面倒
②通勤時間が長すぎる
③怒られるのが嫌だ
④責任から逃げ出したい
⑤勤めている会社がホワイト企業
⑥入社して1ヵ月以内
✅仕事辞めたいが甘えではないケース
①残業時間が多すぎる
②仕事に向いていない
③休日が寝て終わる
④精神的におかしくなりそう
⑤会社が倒産しそう
⑥パワハラを受けている
⑦人間関係が辛い
あなたの仕事を辞めたい理由は、甘えではありませんでしたか?
退職理由を明確にして、あなたがより良い職場で働けることを、私は心から願っています。