退職の切り出し方がわからなくて、悩んではいませんか?
・直接退職を切り出さないといけないのかな…
今まで働いていた会社で、退職を切り出すのは、気まずいですし、かなり緊張しますよね。
退職を切り出す時は、直接上司に伝えるのが一般的です。
しかし、本記事で紹介する注意点とマナーを守れば、「メール」で退職を切り出すことも可能です。
ぜひ最後まで読んでくださいね。
✅本記事の内容
・メールで退職を切り出すメリット・デメリット
・メールの例文
・メールで退職を切り出した後の流れ
Contents
退職の切り出し方で「メール」を選ぶ場合の3つの注意点とマナー

出典:https://pixabay.com/ja/
会社に対して、メールで退職を切り出すためには、伝えるタイミングや相手を慎重に考える必要があります。
まずは、退職の切り出し方で、「メール」を選択したときの注意点とマナーを押さえておきましょう。
注意点とマナーは、以下の3つです。
✅メールで退職を切り出すときの3つの注意点とマナー
②退職を切り出すタイミングは「1ヶ月〜3ヵ月前」
③会社の「繁忙期」は避ける
①メールの送信先は「直属の上司」
メールの送信先は、「直属の上司」です。
日頃から一緒に働いてる先輩社員や、同僚などに相談したい気持ちもあるでしょう。
しかし、退職を切り出すときに、直属の上司以外に切り出すのは止めていた方が良いです。
直属の上司気分を害してしまうと、退職がスムーズにいかなくなる可能性があります。そのため、最初に退職を切り出すのは「直属の上司」にしましょう。
②退職を切り出すタイミングは「1ヶ月〜3ヵ月前」
退職を切り出すタイミングは、退職したい日の1ヶ月〜3ヵ月前に伝えるのが一般的でしょう。
しかし、大体の企業では、就業規則に退職の申し出をするタイミングが明記されています。
円満退職を目指すのであれば、できる限り就業規則に従った方が良いでしょう。
③会社の繁忙期は避ける
退職をメールで切り出すときは、会社の繁忙期は避けましょう。
なぜなら、繁忙期にメールをしてしまうと、上司が忙しいためメールに気付かない可能性があるからです。
また、あなたも繁忙期で仕事が忙しいと、落ち着いて退職の相談をすることができないでしょう。
そのため、退職を切り出す時は、会社の繁忙期は避けるようにしてください。
退職の切り出し方は「口頭で」はあくまでもマナー

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退職を切り出す時は、口頭で上司に直接伝えるのが一般的です。しかし「口頭で」はあくまでマナーの話です。
マナーに縛られて、辛い仕事を辞められずに精神や身体を壊してしまっては、元も子もありません。
法律上も、メールで退職を切り出すのは何の問題もありません。
どうしても退職を切り出すのが気まずい方は、メールで退職を切り出しても良いでしょう。
ここからは、退職をメールで切り出す「メリット・デメリット」について解説していきます。
退職の切り出し方で「メール」を選ぶ3つのメリット

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まずは、退職の切り出し方で「メール」を選ぶメリットを紹介していきます。
メリットは、主に以下の3つです。
✅3つのメリット
②確実に退職を切り出せる
③落ち着いて退職を切り出せる
①上司に直接会わなくても良い
最初に紹介するメリットは、「上司に直接会わなくても良い」です。
実際、直接上司に会って、退職を切り出すのはかなり気まずいですよね。
メールで退職を切り出せば、上司と直接会わなくても良いので、多少気持ちが楽になるでしょう。
②確実に退職を切り出せる
2つ目に紹介するメリットは、「確実に退職を切り出せる」です。
メールは「退職の意思表示をした」ということを、証拠として残すことができます。
退職面談のメールでアポを取れば、退職面談の機会を必ず設定してもらえるでしょう。
③落ち着いて退職を切り出せる
3つ目に紹介するメリットは、「落ち着いて退職を切り出せる」です。
退職を上司に直接切り出すと、緊張して言葉が出てこなかったりしますよね。
そうすると、うまく退職の意思を伝えることができないかもしれません。
しかし、メールを使えば、落ち着いて文章を打ち込むことができます。落ち着いて文章を打つことができるので、緊張が少ないでしょう。
退職の切り出し方でメールを選ぶ3つのデメリット

出典:https://www.pakutaso.com/20160521132post-7815.html
次は、デメリットについて解説していきます。退職の切り出し方でメールを選ぶデメリットは、以下の3つです。
✅3つのデメリット
②返信がくるまで落ち着けない
③失礼だと思われる
①メールを読んでくれない可能性がある
最初に紹介するデメリットは、「メールを読んでくれない可能性がある」です。
直属の上司があまりメールを見ない人ならば、メールを読んでくれない可能性があるでしょう。
読んでくれていない場合は、「メールの確認お願いできますか?」と直接言ってみましょう。
②返信がくるまで落ち着けない
2番目に紹介するデメリットは、「返信がくるまで落ち着けない」です。
退職を切り出したら、何と言われるか気になって、返信が来るまで緊張しますよね。
なぜなら、基本的に金曜日の後は休日なので、職場に行かずに自分の気持ちを整理できるからです。
③失礼だと思われる
3番目に紹介するデメリットは、「失礼だと思われる」です。
メールで退職を切り出すことを、良く思わない上司も中にはいるでしょう。特に年配の上司はそのような傾向がありますよね。
メールを嫌がる上司であれば、直接口頭で伝えた方がトラブルにならずに済むでしょう。
退職の切り出し方で「メール」を選んだ場合の文章の例

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退職をメールで切り出すメリット・デメリットを押さえた上で、これから、「メール」の文章の例を紹介していきます。
メールを送信する際に意識する事は、退職相談の段階のメールでは、退職の意思を伝えるのではないということです。
退職を切り出す段階では、「あくまで上司に退職相談のアポイントを取る」というイメージが重要です。
それでは、「メール」の文章の例を紹介していきます。
✅メールの例文
件名:面談のお願い
〇〇課長
お疲れ様です。〇〇です。
お忙しいところ恐れ入ります。
ご相談したいことがあるのですが、ご都合の良い時間をお伺いできればと思います。
私は〇月〇日~〇日の〇時以降でしたらいつでも構いません。
お手数をおかけしますが、宜しくお願い致します。
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署名
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「退職」の相談とは記載せずに、上司とアポイントを取るというイメージで、メールを作成してください。
件名はシンプルに”面談のお願い”で良いでしょう。
【退職の切り出し方】退職相談のメールを送信した後の流れ

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ここからは、退職相談のメールを送信した後の流れについて、解説していきます。
✅退職相談のメールを送信した後の流れ
・本記事で紹介した注意点とマナーを守って送信する
②退職の相談
・繁忙期を避け、相談して退職日を決定します。
③退職日の決定
・退職日が決定したら、会社の就業規則に従い「退職願・退職届」を提出しましょう。
④退職日当日
・職場の人に退職の挨拶をしましょう。
退職相談のメールを送信した後の流れは上記のとおりです。
退職した後は、会社の備品を速やかに返却し、退職書類を会社から受け取りましょう。
バックレるくらいなら「メール」で退職の意思を伝えた方が良い

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ここまで、「退職相談の段階のメールでは、退職の意思を伝えてはいけない」と紹介しました。
しかし、バックレを考えるくらい追い詰められているときは、メールで退職の意思を伝える方がマシです。
退職を切り出すのが怖くて、バックレてしまうと、場合によっては、会社から訴訟される可能性があります。
そのため、バックレるくらいならば、退職の意思をメールで伝えましょう。
メールで退職の意思を伝える場合の例文は、以下になります。
✅メールで退職の意思を伝える場合の例文
件名:退職のお願い
〇〇課長
お疲れ様です。〇〇です。
突然の申し出となってしまいましたが、○月○日付けで会社を、一身上の都合により退職させていただきたく、メールを差し上げました。
これまで至らない私をご指導いただき、大変感謝しております。
また、メールでの連絡となりますことを深くお詫び申し上げます。
誠に身勝手ではありますが、退職についてご了承いただけましたら、幸いです。
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署名
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ブラック企業に「メール」で退職を切り出しても拒否される

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あなたがブラック企業に勤めている場合、メールで退職を申し出ても、退職を妨害される可能性があります。
また、仮に直接退職を申し出ても、「強引な引き止め・恐喝・脅し」などで、あなたを引き止めてくるでしょう。
「ブラック企業」を相手に退職を切り出す時は、退職代行サービスを使うことをオススメします。
退職代行サービスを使うと、面倒な連絡を完全に委託することができます。
退職率100%の退職代行サービスもあるので、この機会に検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
本記事では、「メールで退職を切り出す場合の注意点・例文」を紹介しました。
メールで退職を切り出す際には、この記事で紹介した注意点・マナーをしっかりと守るようにしてください。
注意点とマナーを、最後にもう一度、おさらいしておきましょう。
✅メールで退職を切り出すときの3つの注意点とマナー
②退職を切り出すタイミングは「1ヶ月〜3ヵ月前」
③会社の繁忙期は避ける
日本には、退職は「直接切り出すべき」というマナーがあります。
しかし、退職を切り出す段階であれば、メールで退職を切り出しても大丈夫です。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。